管理薬剤師になるには何年目?年齢は?資格や要件を業種別に解説!

「管理薬剤師になるにはどうすればいいの?特別な資格っているの?」

「管理薬剤師になるには何年目くらいが良い?年齢とかの要件はある?」

「管理薬剤師になるには職場によって要件は違うのかな?」

 

管理薬剤師に興味があるけれど、管理薬剤師になるにはどうすれば良いのか?要件としてどんな資格や条件が必要なのかわからないという人も多いと思います。

 

管理薬剤師になるには、特別な資格は必要ありません。

何年目か?などの経験年数や年齢の決まりもないんです。

ただ、各業種によってある程度の目安はあります。

 

今から管理薬剤師に関する法律を説明しながら、管理薬剤師の基礎知識と業種別に管理薬剤師になるにはどうすれば良いのかを説明していきます。

これで、あなたも管理薬剤師になることができますよ。

 

 

管理薬剤師になるには基本的なことを知っておこう!

 

管理薬剤師になるには、まずは管理薬剤師に関する基本的なことを知っておきましょう。

最初に結論から言うと、管理薬剤師になるには「薬剤師」以外に特別な資格は必要ありません

 

管理薬剤師については「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(医薬品医療機器等法、薬機法)の第7条で定められています。

簡単に言うと、

  • 薬局に1人は配置しなければいけない
  • 薬剤師の資格を持っていなければいけない

ということですね。

 

また、仕事内容は医薬品医療機器等法の第8条によると、

  • その薬局の薬剤師や従業員を監督する
  • 薬局の設備や医薬品、その他物品を管理する
  • その他の業務でも必要な注意をする
  • 保健衛生上必要なことを薬局開設者に意見する

と定められています。

 

管理薬剤師はその名の通り、その薬局を管理する薬剤師ということになるんです。

そして、法律上では管理薬剤師は「薬剤師の資格が必要」ということ以外の要件は記載されていません。

つまり、薬剤師の資格さえ持っていれば、誰でも管理薬剤師になるための要件は満たしているということになるんです。

 

ただ、管理薬剤師になるには、常勤勤務でなくてはいけません

管理薬剤師は派遣は禁止されているんです。

これは、厚生労働省の「薬食発第0508003号」で明記されています。

管理薬剤師の最低勤務時間については、厚生労働省は「医薬企第16号 薬局等の許可等に関する疑義について」の中で常勤は32時間以上となっています。

 

つまり、管理薬剤師になるには常勤で最低勤務時間が32時間以上ある必要があるということですね。

 

ただ、今後はこの要件は変わる可能性が高いです。

現在は管理薬剤師は1つの薬局に対して1人を配置することが義務付けられています。

でも、今後は規制緩和で複数の薬局を兼務できるようになる見込みなんです。

 

管理薬剤師の要件などの基礎知識がわかったところで、次は業種別に管理薬剤師になるにはどうすれば良いのかを説明していきます。

 

 

調剤薬局の管理薬剤師になるには実務経験は何年目?年齢は?

 

調剤薬局の管理薬剤師になるには、次の要件が目安になります。

 

  • 実務経験3年以上

 

これは、管理薬剤師はその薬局の薬剤師を管理しなければいけませんし、関連法律などを理解している必要があるので、調剤薬局での実務経験が3年以上は必要であることが多いんです。

早ければ20代後半で調剤薬局の管理薬剤師になることができるというわけですね。

 

調剤薬局の管理薬剤師は、薬局1つにつき1人は配置しなければいけません。

薬剤師が開設した個人経営の調剤薬局では、薬局開設者が管理薬剤師になりますが、チェーン店舗や薬剤師以外が開設した調剤薬局では薬剤師が管理薬剤師になります。

 

だから、調剤薬局で管理薬剤師になるには、複数店舗を持つチェーン店舗で働く必要があります。

ただ、各調剤薬局に管理薬剤師は1人のみになりますので、いくら実務経験が3年以上あっても、ポストに空きがなければ、管理薬剤師になることはできません

また、薬剤師がたくさんいる調剤薬局ではポストに空きが出たとしても、出世争いに勝たなくてはいけないのです。

 

都会では薬剤師がたくさんいるので、調剤薬局で管理薬剤師になるのはなかなか難しいかもしれません。

ただ、薬剤師が不足している田舎では、調剤薬局の管理薬剤師の求人はあります

管理薬剤師になることを前提として転職できるのは良いですよね。

 

一度管理薬剤師として働けば、薬剤師としての箔が付くので、次の転職にも有利になり、好待遇で採用されるようになります。

 

調剤薬局の管理薬剤師の年収については、こちらの記事で詳しく説明しています。

管理薬剤師の年収 平均はいくらぐらい?業種別に徹底解説!

 

 

ドラッグストアの管理薬剤師になるには実務経験は何年目?年齢は?

 

ドラッグストアの管理薬剤師になるには、何年目くらいが良いのか?年齢は何歳くらいが良いのかを説明していきます。

 

ドラッグストアの管理薬剤師になるには、

  • 実務経験3年以上

こちらの要件が目安になります。

あくまで目安ですので、必ず実務経験が3年以上必要というわけではありません。

 

ドラッグストアは調剤薬局に比べると、勤務している薬剤師数は少ないですし、一人薬剤師の店舗も少なくないので、管理薬剤師になるハードルは低いでしょう。

 

ただ、ドラッグストアの管理薬剤師は、薬剤師以外の一般従業員やバイト・パートなどの管理をしなければいけませんし、医薬品以外の品物も管理する必要がありますので、視野の広さが必要になります。

 

また、調剤併設のドラッグストアもあり、調剤部門とOTC部門の両方を管理することもありますので、やはりある程度の実務経験はあったほうが採用されやすいです。

 

ドラッグストアで管理職として働いた時の年収は、こちらの記事を見てください。

管理薬剤師の年収 平均はいくらぐらい?業種別に徹底解説!

 

 

病院の管理薬剤師になるには実務経験は何年目?年齢は?

 

次に、病院の管理薬剤師になるには何年目で年齢は関係しているのかを見ていきましょう。

 

実は病院は医療機関であり、薬局単体ではないので、管理薬剤師の配置が必須というわけではありません。

ただ、管理薬剤師を置いている病院は多いです。

薬局長が管理薬剤師を兼務していることもありますが、薬局長の下に管理薬剤師を配置していることもあります。

 

病院の管理薬剤師になるには、その病院に管理薬剤師という役職があるかどうかを確認する必要があります。

そして、ポストに空きがないといけません。

また、出世競争に勝たなくてはいけないので、狭き門と言えるでしょう。

 

病院の管理薬剤師は、実務経験が10年以上あるようなベテラン薬剤師がなることが多いですね。

 

病院で管理薬剤師になった後の年収が気になるあなたは、この記事を読んでみてください。

管理薬剤師の年収 平均はいくらぐらい?業種別に徹底解説!

 

 

製薬会社の管理薬剤師になるには実務経験は何年目?年齢は?

 

製薬会社の管理薬剤師になるには、基本的に「何年目」などの実務経験は問われません。

 

ただ、医師や看護師からの問い合わせへの対応や営業事務の仕事、MRの教育担当などを行うこともありますので、ある程度の実務経験はあったほうが良いでしょう。

また、製薬会社で一般の薬剤師として働き、社内の試験に合格することで、管理薬剤師になることができます。

 

製薬会社は1事業所ごとに1人の管理薬剤師を置くように定められていますので、管理薬剤師になるチャンスはあります

大手の製薬会社は中途採用の求人は少ないので、製薬会社で管理薬剤師になるには中小の製薬会社に転職することになります。

 

製薬会社の管理薬剤師になってからの年収が気になるなら、こちらの記事がおすすめです。

管理薬剤師の年収 平均はいくらぐらい?業種別に徹底解説!

 

 

卸売販売業の管理薬剤師になるには実務経験は何年目?年齢は?

 

卸売販売業の管理薬剤師になるには、薬剤師何年目で年齢は何歳以上でなければいけないのか?という要件を説明していきます。

 

卸売販売業は薬局ではありませんが、事業所(営業所)ごとに管理薬剤師を置くように医薬品医療機器等法の第35条で義務付けられています。

 

そのため、卸売販売業で管理薬剤師になるチャンスはありますが、管理薬剤師になるには、ポストに空きがないといけません。

また、次のような仕事内容になりますので、仕事内容に興味を持てることも必要ですね。

 

  • 行政に提出するための申請書類の作成
  • 医師や患者さんからの製品の相談対応
  • 医薬品の品質と販売の管理
  • 顧客の情報管理

 

何年目か?年齢は?などの要件はありませんが、書類作成などの仕事が多いため、事務経験がある人やパソコンスキルがある人が求められることが多いです。

 

卸売販売業の管理薬剤師になるには、出世争いに勝つというよりも、「管理薬剤師」として採用してくれる求人を探すのが早いですね。

 

卸売販売業の管理薬剤師の年収が知りたいなら、こちらの記事を読んでください。

管理薬剤師の年収 平均はいくらぐらい?業種別に徹底解説!

 

 

管理薬剤師になるには転職サイトを使おう!

 

管理薬剤師になるには、意外とハードルが高いことにがっかりした人も多いと思います。

でも、諦める必要はありません。

 

管理薬剤師になるには、薬剤師の転職サイトを使えば良いんです!

転職サイトを使えば、管理薬剤師として採用してくれる求人を紹介してくれます。

調剤薬局や病院で管理薬剤師になりたい人には、ポストに空きがあるかどうか(空きが出そうか)、その場合は管理薬剤師になれる見込みはあるのかなどを転職コンサルタントが詳しく調べてくれるんです。

 

だから、管理薬剤師になるには転職サイトを使うと良いですよ!

転職サイトはすべて無料で使えますので、気軽に使ってみてくださいね!

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